CASE3
当時、私達夫婦は賃貸アパート暮らしをしていましたが、「家賃がもったいないからマイホームを買おう」と話し合っていました。しかし勤務先の近くの不動産屋さんに足を運んだところほぼ門前払い状態。というのも私の年収があまりにも低かったからで、馬鹿にされたみたいでショックでした。
しばらくは落ち込んでいたのですが、気を取り直してインターネットで検索していると株式会社あんしんマイホームのHPに目が留まりました。「住宅ローンが通らなくてもあきらめないでください。専属のFPが知識と経験を生かし皆様のピンチを全力でフォローします」というキャッチコピーで心が弾んだのですが、「ここで駄目なら終わりだな」という不安も抱きつつ会社を訪ねてみました。
すると、担当者のファイナンシャルプランナーは想像以上に親切で、私の年収でマイホーム取得を実現させる方法を色々とアドバイスをしてくれました。まずは年収を上げることが第一の目標で、可能であれば妻がパートに出るのが良いとも教えてくれました。最短で購入できるのは奥様がパートに出てから1年後だということです。おかげで前の不動産屋で受けた心の傷は癒されて明るい未来が見えてきました。
ただ、実はその時点で購入したい物件があり、現時点で借入することはできないかを尋ねると、年金生活の父親と同居して親子で一緒にローンを組むという驚きの方法を提案されました。父は母が亡くなって一人で暮らしているのを不安に思っていたようで、喜んでOKの返事をくれました。
やっと念願のマイホームを手に入れてやれやれと思っていたところ、父親が病に伏し結局同居を始めて数年で他界。父親を亡くした悲しみと同時に、一人でローンを払わなければならない重圧でパニック状態になりました。後日、売却の相談も含めて、あんしんマイホームに再び相談へ。
するとお世話になっている担当者から「保険に入っているので今後の返済はしなくても大丈夫」という意外な答えが。住宅ローン契約時に聞いたような気もしますが忘れていました。
ファイナンシャルプランナーからの神ワザ解説!
せっかくマイホームでの生活をスタートさせたのにお父様がお亡くなりになられたそうでとても残念に思います。
年収が少なくマイホーム購入が難しいとご相談に来られたA様でしたが、どうしても気に入った物件があり購入したいとのことでした。
そこで詳しくお話を伺ったところ年金暮らしのお父様がいるということが判明しました。お父様も賃貸物件にお住まいとのことでしたので、A様の家賃とお父様の家賃を合わせた額をローン返済にあてるというプランをご提案をさせて頂きました。
しかしまだお若くて年収が少ないA様と年金生活のお父様という状況を考慮して、モーゲージバンクC社をご紹介しました。なぜならお二人には連生団信が適応されるからです。
これは住宅ローン連帯債務者の片方に何か起きても、残りの住宅ローンは生命保険が全額支払ってくれるシステムです。つまりもう一人の債務者の方が返済で困らないことを考えられているものです。
まさかの事を想定してお勧めしたのですが、A様の危機を救うことができ私も胸をなでおろしております。