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妻が妊娠。希望していたペアローンが暗礁に乗り上げて、借入限度額が下げられた。

CASE6

弊社にお住まいを探しに来られた、新婚1年目のFさん、非上場の会社にお勤めで勤続5年、現在28歳、年収450万円。
奥様もお勤めで現在25歳、上場企業に3年お勤め、年収350万円といったご夫婦です。

お二人は、今後もお仕事は共働きで続けていきたいとの希望をお持ちでしたので、お住まい探しにあたり、弊社FPのススメもあり、税優遇を受けるため、ペアローンでの住宅ローン事前審査を申込み、お二人で4000万円の住宅ローンのお借り入れが可能との回答をいただいておりました。すぐにでもお住まいを探したいという希望はお有りでしたが、お二人のお休みが合わないことが理由で、物件見学も中々できず、数カ月がたちました。

久しぶりにお越しいただいたご夫婦からとてもうれしいご報告がありました。なんと、ご懐妊との事でした。弊社スタッフの大喜びもつかの間、困った現実がお二人の前に立ちはだかります。

もともとペアローンで申し込んだものの、奥様が産休に入られる事が確定している為、住宅ローンの事前審査をやり直さなければなりません。先出の既に事前審査で承認をいただいている金融機関に再度お申し込みしたところ、奥様が住宅ローンを組むことができず、ご主人様お一人での借入となり、借入金額も3300万円とかなり減額されてしまいました。お二人の希望条件で物件を探していくには、このままでは予算が届かず、大幅に条件を落とすか、奥様の復帰まで数年間、お住まい探しをあきらめなくてはならない結果が出たことになります。

FPの解決の経緯

そこから数日、弊社FPが全員で各金融機関に奥様も住宅ローンを有利に組める方法を確認したところ、奥様のお勤め先に育児休暇制度があり、出産後も復帰が容易であると判断をしてくれ、奥様が住宅ローンを組むことができる銀行が見つかり、今回は無事にご希望通りのローンを組むことが出来ました。お二人の場合は「出産後も奥様が働く」「住宅ローン減税をお二人ともが受けたい」という希望からペアローンで組めたことは「大変助かりました」とおっしゃっていました。

このように、女性の妊娠、出産(産前、産後)の住宅ローンの取り組みについては銀行によって見解が異なるケースがあります。
弊社担当FPにご相談していただくことで、お客様に有利な『住宅ローン』のご提案が可能になるケースが多くあります。お住まい探しの際には一度住宅ローンの専門家に相談いただくことをオススメいたします。

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